鉄道模型を使って自分の好きな風景を作り出せるジオラマは、鉄道模型愛好家にとって大きな楽しみのひとつです。

しかし、一度製作したジオラマは保管スペースをとるため、家に置いておくのが難しくなっているケースも多いでしょう。そうした方におすすめなのが、ジオラマの買取です。

本記事では、ジオラマを買取に出す際におすすめのメーカーや高値で買取ってもらうためのポイントなどを解説します。

ジオラマとは

ジオラマとは、土台にレールや建物(ストラクチャー)、アクセサリー(人、車)、シーナリー(地形、植物)などを配置し、パワーパック(パワーユニット)などの制御機器をつないで車両を走らせられるようにした鉄道模型です。

鉄道模型の場合は、実際に車両を走らせられない、飾っておくだけのタイプもあり、厳密には、車両を走らせられるジオラマはレイアウトと呼ばれます。ただ、実際にはそれほど細かな区別はなく、どちらもひとまとめにしてジオラマといわれるのが一般的です。

自分の好きな風景や鉄道を作り出せるのがジオラマの魅力です。自分だけのジオラマを作ることは、鉄道模型ファンにとっての醍醐味ともいえるでしょう。

しかし、一方でサイズが大きいため、保管場所に苦労しやすいのもジオラマの特徴です。もし、自宅にある古いジオラマを手放したいとお考えの方は、ぜひ鉄道模型の買取査定を試してみてください。

「自作のジオラマなんて、買い取ってもらえるの?」と思う方もいるかもしれませんが、多くの業者がジオラマの買取を行っています。世界に1つしかないあなただけのジオラマも、買取に出すと、思わぬ高額査定がつくかもしれません。

高価買取が期待できる人気ジオラマメーカー

各鉄道模型メーカーからは、ジオラマ用品のキットや半完成品・完成品ジオラマが多数発売されています。なかでも、鉄道模型のジオラマを買取に出す際に、高額査定になりやすい人気のメーカーは次の通りです。

  • TOMIX
  • KATO
  • メルクリン
  • マイクロエース
  • グリーンマックス
  • トミーテック
  • 分冊百科

TOMIX

日本の2大鉄道メーカーの1つとして有名なTOMIXは、玩具会社のトミーから誕生したブランドです。車両やレールなど幅広い製品を手掛けており、ラインナップの豊富さはTOMIXの特徴です。

ジオラマ用品やストラクチャーも豊富に販売しています。製品数が多いため、以前に発売された製品でも需要が高く、買取市場でも人気のブランドです。

KATO

KATOは、TOMIXと並ぶ日本の2大鉄道模型ブランドの1つであり、50年以上の歴史を持つ老舗メーカーです。KATOの製品は、精密かつ耐久性が高く、きちんと手入れをしていれば長く遊べるのが特徴です。

ジオラマ用品もしっかりとした作りなので、発売から時間が経った製品でも、買取で良い値段がつくケースもみられます。過去には、テーブルサイズで半完成品のデスクトップレイアウトも発売していました。

メルクリン

メルクリンは、150年以上の歴史を持つドイツの老舗鉄道模型メーカーです。NゲージからHOゲージ、Zゲージなど豊富なラインナップを取り揃え、世界最大級のシェアを誇ります。

ジオラマ製品も数多く扱っており、トランクの中にZゲージのジオラマが組み込まれたアタッシェレイアウトといわれるユニークな製品も発売しています。

マイクロエース

鉄道模型のほか、プラモデルやジオラマなども製造しているメーカーです。鉄道模型では車両のラインナップが中心ですが、組み立てると簡易なジオラマができるジオラマレールシリーズも発売しています。

グリーンマックス

グリーンマックスは、組み立て式のキットモデルに定評のある鉄道模型メーカーです。街並みや沿線風景に使用されるストレクチャーのキットも多数販売しています。鉄道模型のジオラマ製作には、なくてはならないメーカーといえるでしょう。

トミーテック

トミーテックは、鉄道模型のほか、フィギュアや玩具の製造も行っているメーカーです。鉄道模型のレイアウトにも使えるディスプレイモデルの「ジオコレ」シリーズが有名です。

ラインナップが多く、現在では入手困難な製品もあるため、ものによっては買取でも高額査定を狙えます。

分冊百科

分冊百科のジオラマも買取の対象にされています。たとえば、ディアゴスティーニなどの出版社から発売されている「週刊○○をつくる」 や「○○コレクション」でも、鉄道模型ジオラマを発売されています。全巻セットなどで買取に出すと高値がつくケースもあるため、コレクションしていた方はぜひ買取を検討してみてください。

ジオラマの買取の際のポイント

鉄道模型のジオラマを買取に出す際の注意点や高価買取のポイントを解説します。

価値の分かるバイヤーに買い取ってもらう

価値の分かるバイヤーを選ぶのは、ジオラマを手放す際の大切なポイントです。ひとくちにジオラマといっても、大きさから鉄道模型の規格、使われているレールやストラクチャーまで種類はさまざまです。

範囲が広いため、きちんと価値を判断できる人に査定してもらえれば、予想以上の高額買取につながるケースもあります。

逆に、査定に慣れていない業者だと安い査定になってしまう可能性もあるため、鉄道模型の買取ノウハウがしっかりしたバイヤーを選びましょう。

車両などもまとめて買取に出す

ジオラマ単体で買取に出すよりも、走らせられる車両も一緒に売ったほうが高額査定になる可能性が高まります。

ほかに、レールやパワーパック(パワーユニット)、ストラクチャーなど、売れるものをひとまとめにして査定に出すのがおすすめです。業者によっては買取点数に応じて、査定金額がプラスになる場合もあります。

分冊百科はセットで買取に出す

ディアゴスティーニなどの分冊百科を買取に出す場合は、なるべく全巻セットで買取に出すようにしましょう。分冊ものは、単品だったり、抜けがあったりすると価格が下がってしまう傾向にあります。全巻揃っていない場合でも、なるべく多くの冊数を査定に出すようにしてください。

出張査定を行っているところを選ぶ

ジオラマはサイズが大きいため、店舗に持ち込んで査定してもらうのは大変です。無理に運ぼうとして壊してしまえば買取価格が下がる恐れもあります。ジオラマを手放す際は、出張査定をしてくれる業者を選ぶようにしましょう。

自作ジオラマでも高価買取対象の可能性あり

自分の好きな風景を作り出せるジオラマは鉄道模型ファンにとって大きな憧れですが、完成したジオラマの保管スペースに頭を悩ませている方も多いと思います。ジオラマが場所をとって困っている方は、一度買取査定を検討してみてはいかがでしょう。自作ジオラマも買取の対象になるケースがあります。

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