Oゲージは鉄道模型の規格のひとつで、一般的なNゲージやHOゲージより大きなサイズであり、縮尺は1/45サイズです。Nゲージ等に比べてユーザーの数は少ないものの、重厚な見た目と迫力ある走りが魅力で根強いファンが多く、買取でも需要が高い鉄道模型です。

また、製品の価格が高いものや販売数の少ないモデルも多く、買取の際に高額査定が出やすいのもOゲージの特徴です。

本記事では、Oゲージのおすすめのメーカーや買取に役立つ知識を紹介していきます。

Oゲージとは

Oゲージは、鉄道模型の規格のひとつであり、日本で一般的なNゲージやHOゲージよりも大きく迫力あるモデルが特徴となっています。

Oゲージはもともと0番と呼ばれており、縮尺は1/43〜48、軌道幅は32mmです。国によって規格が異なっており、日本ではOJゲージともいわれる独自規格の縮尺1/45ですが、アメリカでは1/48、イギリスでは1/43.5の規格が用いられています。

1900年にドイツのメーカーであるメルクリンから発売したのがはじまりとされ、戦前から戦後すぐにかけては日本でも高い人気を誇っていました。ただ、Oゲージの半分のサイズとなるHOゲージの出現や、床面積が限られる日本の住宅事情も影響し、現在では鉄道模型といえば、NゲージやHOゲージが主流になっています。

しかし、現在でも、存在感のあるサイズと力強い走りに魅せられる愛好家も多く、Oゲージは買取市場においても需要の高い鉄道模型です。また、他の規格と比べて市場に出回っている製品数も少なく、もともとの価格も高めのため、高額買取に結びつきやすいでしょう。

Oゲージの代表的なメーカー

Oゲージの鉄道模型を買取に出す際に、高額になりやすいおすすめのメーカーを紹介します。

Oゲージを生産しているメーカーも少なめで、NゲージやHOゲージの主流ブランドと異なるメーカーから発売されている製品が多いのも特徴です。Oゲージ買取のおすすめメーカーは次の通りです。

カツミ(KTM)

1947年創業の老舗メーカーで、真鍮をメインとする金属製モデルを数多く発売してきました。完成品はハンダづけから塗装まですべてが手作業の職人的な作りが特徴です。

モデルの値段も高額で、完成品なら数万円、編成でそろえると数十万円になる製品もあります。元の価格が高い分、買取でも高額査定が期待できるメーカーといえるでしょう。

カツミの鉄道模型の特徴についてはこちら

ムサシノモデル

ムサシノモデルは比較的最近の鉄道模型メーカーであり、OゲージやHOゲージなどを発売しています。

モデルの製造を韓国で行っているため、大手メーカーと比べて安価な価格が特徴です。ただ、製品は真鍮をメインにプラスチックとの組み合わせで細部まで作り込まれており、質の高いモデルは鉄道模型ファンから高い支持を得ています。

ムサシノモデルの鉄道模型の特徴についてはこちら

クマタ貿易

クマタ貿易は、Oゲージモデルを中心に発売しているメーカーです。デジタル信号で鉄道模型を遠隔操作するDCC制御の国内におけるパイオニア的存在で、コントロールはもちろん、実写さながらのサイトやサウンド機能を搭載した質の高い製品を送り出しています。

また、珍しい車両のモデル化が多いのも特徴です。ほかのメーカーではあまりみられない鉄道模型は高額買取にもつながりやすくなります。

稲見鉄道模型製作所

Oゲージの鉄道模型を中心に販売しているメーカーです。キットや完成品だけでなく、パーツも多く取り扱っているのが特徴で、なかには受注生産など希少な製品もあります。

モデッロ・セッテ

Oゲージをメインに鉄道模型の販売を行っているメーカー。製造を韓国で行っており、比較的リーズナブルな価格が特徴です。しかし、製品の作りは細かく、乗務員室が開閉できるなど、隅々までこだわった質の高いモデルが魅力となっています。

ナローモデル

現在はなくなってしまいましたが、以前はOゲージの製造・販売に定評のあったメーカーです。今でも中古品では一定の需要が存在し、市場に出回っている数が少ない分、高価買取になる可能性もあります。

Oゲージの魅力は迫力のある重厚感、高価買取の可能性も

大きなサイズのOゲージは、迫力ある走りと重厚感ある見た目が魅力で、根強いファンも多い鉄道模型の規格です。もう遊ばなくなったOゲージをお持ちの方は、思わぬ高額買取につながる可能性もあるため、一度買取を検討してみてはいかがでしょうか。

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